【FIP死亡・全額返金保証】代わりの猫はいりません。10年の実績と「命の責任」を背負うMIDORIYAの覚悟
それは、猫を愛する者にとって最も残酷な響きを持つ言葉です。医療が進歩し、新薬という希望が生まれた今でも、この病は依然として猫たちの命を脅かしています。福岡で10年、40頭の親猫たちと共に命を繋いできた私にとっても、FIPは常に隣り合わせにある、決して許すことのできない「壁」でした。
だからこそ、私は決めました。もし、MIDORIYAから迎えた子がFIPによってその命を散らすことになったなら、私はいただいた生体代金のすべてを、全額返金いたします。
1. そもそも「FIP(猫伝染性腹膜炎)」とは何か?
敵を正しく知ることは、愛猫を守る第一歩です。プロの視点から、その正体を詳しく解説します。
● 原因は「猫コロナウイルス」の突然変異
「ウイルスに感染する」のではなく「体内で変異する」。これがFIPの最も厄介で、予測が困難な点です。
● 2つのタイプ:ウェット型とドライ型
FIPには大きく分けて2つの症状があります。
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ウェット型(腹水・胸水): お腹や胸に水が溜まり、食欲不振や呼吸困難を引き起こします。進行が非常に早いのが特徴です。
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ドライ型(肉芽腫): 目が濁る、歩き方がおかしい(神経症状)、内臓に塊ができるなど。目に見える変化が少なく、発見が遅れがちです。
● なぜ「変異」が起きるのか?
決定的な理由は解明されていませんが、**「ストレス」と「免疫力」**が深く関わっていると言われています。お迎え直後の環境変化、去勢・避妊手術、多頭飼いのストレス……。これらが引き金となり、若齢(特に1歳未満)で発症することが多いのが現実です
2. 「代わりの子」で済ませる無神経さを、私は捨てます
「万が一の死亡時は、同等の子猫を代替提供(交換)いたします」
私は、この言葉にずっと違和感を抱いてきました。名前を呼び、共に眠り、愛を注いだその子に、「代わり」なんて存在しますか?
FIPという過酷な闘いの末に愛猫を失った飼い主さんに、モノを交換するように「別の子をどうぞ」と言う。それは、ブリーダーのエゴであり、飼い主さんの深い悲しみへの冒涜ではないでしょうか。
失われた命は、唯一無二。代わりなんていない。
だからこそ、私は「代わりの子」でお茶を濁すのではなく、いただいた代金をすべてお返しする道を選びました。
3. 治療費ではなく「全額返金」に込めた、プロの敗北宣言
「健康な命を繋ぐ」というプロとしての使命を果たせなかった、私自身の敗北を認めるためです。私が心血を注いで育て、自信を持って送り出した子が、FIPという理不尽な病に屈してしまった。その時、私に「販売利益」を受け取る資格など、これっぽっちも残っていない。
命が失われたとき、私はブリーダーとしての報酬をすべて捨て、あなたと共にその悲しみを背負う。それが、命を扱う者の「筋」だと考えています。
4. 10年の自負、そして40頭の親猫への信頼
なぜ、これほどまでに踏み込んだ保証ができるのか。それは、MIDORIYAの10年が「嘘」ではないからです。FIPの発症リスクを下げるためには、清潔な飼育環境はもちろん、親猫の健康管理と、ストレスを与えない育て方が不可欠です。私たちは10年かけて、そのノウハウと「健やかな血統」を磨き上げてきました。
40頭の親猫たちが守り続けてきたその強さを、私は信じています。この保証は、私からあなたへの**「絶対に後悔させない」という挑戦状**でもあるのです。
5. 共に戦い、最期まで逃げない
FIPは恐ろしい病気です。新薬で助かる命も増えましたが、それでも救えない瞬間がある。もし、その時が来てしまったら……。どうか、独りで泣かないでください。すぐに私に連絡してください。
私は、あなたからいただいた代金をすべて返却し、共にその子の冥福を祈ります。そして、その子があなたの家族でいられた時間が、たとえ短くとも「幸福」であったことを信じたい。
さいごに
MIDORIYAが目指すのは、単なる「猫の販売」ではありません。
5歳、10歳と年を重ね、風格を増したノルウェージャンの隣で、あなたが微笑んでいる未来です。
その未来を阻むあらゆるリスクに、私はブリーダーとしての「覚悟」を突きつけます。「命を託す」ということは、その最期まで責任を分かち合うということ。
福岡・MIDORIYAの門を叩くあなたに、私はこの「魂の約束」を捧げます。
【MIDORIYA独自のFIP死亡保証規定】
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保証対象: 当キャッテリー出身の猫が、お迎えから[◯年間]以内にFIP(猫伝染性腹膜炎)で死亡したことが、獣医師の診断書で証明された場合。
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返金内容: 生体代金の100%(全額)を現金にて返金いたします。
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※新薬等による治療費の負担は含まれませんが、最新の治療情報の共有や病院選びのサポートは、全力で行います。
【プロの視点】FIPを見逃さないための「初期徴候チェックリスト」
10年間、何百頭もの子猫たちの成長を見守ってきた私たちが、現場で感じる「一番最初の違和感」をまとめました。FIPは**「早期発見」**が何よりの鍵となります。
1. 「なんとなく」の違和感(全身症状)
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[ ] 元気はあるが、以前より寝ている時間が長い
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[ ] おもちゃへの反応が「一瞬」で終わるようになった
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[ ] 食欲はあるのに、背骨がゴツゴツと目立ってきた(体重が増えない)
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[ ] 耳の付け根や鼻先が、以前より熱い気がする(解熱剤で下がらない発熱)
2. 「見た目」の変化(ウェット型の予兆)
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[ ] お腹だけがポッコリ膨らんできた(クシュンと凹まない張りがある)
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[ ] 呼吸が浅く、速い。または口を開けて呼吸することがある
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[ ] まぶたの裏や耳の皮膚が、少し黄色っぽく見える(黄疸)
3. 「顔つき・動き」の変化(ドライ型の予兆)
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[ ] 目の色が濁っている、または左右で色が違う気がする
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[ ] 瞳の中に、白いモヤや浮遊物が見える
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[ ] 歩き方がふらついている、高いところに登らなくなった
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[ ] 一点をじーっと見つめて、ぼーっとしている時間が増えた
【MIDORIYAからのアドバイス】
もし、上記のチェックリストに2つ以上当てはまるものがあれば、すぐに私に連絡してください。FIPの初期症状は非常に巧妙です。特に「ドライ型」は、血液検査でも異常が出にくいことがあり、獣医師さんでも判断に迷うケースが少なくありません。
しかし、毎日その子を見ている飼い主さんの**「なんだか、いつもと違う」**という直感は、どんな精密機械よりも正確です。
「考えすぎかも」と遠慮する必要はありません。10年の経験を持つ私たちが、あなたの「直感」を裏付けし、最善の選択肢を一緒に考えます。